Tera Termマクロを確実に動作させるためには、エラー処理は必須です。
エラー処理を徹底させる事によって、実はログファイルのオープンに失敗していた、といった事を避ける事ができるようになります。
エラー処理とは
処理というのは、TTLコマンドを実行した際の結果を確認して対処する事です。たとえばTeraTerm 4.62以降でlogopenを実行すると、ログファイルを開く事ができたらシステム変数resultに0が入り、失敗すると1が入ります。
logfile = 'logfile.log' logopen logfile ;もしもresultの値が0でなかったらエラー if result then ;ここにエラーが発生した場合の処理を書く endif
エラーが発生した場合の処理は、messageboxでエラーを通知して終了したり、もう一度ファイルを開いてみたり、別のファイルを開いてみる、など様々です。
自分が使うTTLコマンドの戻り値を知る
TTLコマンドを使用する場合は、そのTTLコマンドがどのような戻り値をresultに設定するのかきちんと理解する必要があります。
それを知るにはTera Termヘルプを参照するしかありません。
場合によっては戻り値がないかも知れませんが、次のバージョンでは戻り値が設定されるようになっているかも知れません。