Tera Term– category –
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Cisco機器にログインしてコマンド打ってログ取得するマクロを3分で書く
TeraTermマクロは作業を効率化させる事が目的であって、マクロを書く事が趣味でない限り楽をする必要があります。 ぼくは数年前からTeraTermマクロを機能ごとにファイルに分割してincludeさせる、という方式をとっていて、最近になってそれをttmlという名... -
if文でバグを仕込まないための注意点
今回はTeraTermマクロの仕様上回避のしようがないので、コーディングする側が気をつけましょう、という話です。 追記(2016年3月5日) 2016年3月5日リリースされたTera Term 4.90で仕様が変更されたため、4.90以降はこの問題に該当しません。 if文は皆さん... -
自分の端末のIPアドレスを取得する方法
TeraTermマクロを実行している端末のIPアドレスを取得する方法と活用方法について紹介します。端末のIPアドレスが必要な場合、IPアドレスをTeraTermマクロへハードコーディングするよりも自動的に取得させる方が、より汎用性を高める事ができるようになり... -
Tera Termマクロで正規表現を使う方法
TeraTermマクロはwaitregexなどいくつかのTTLコマンドで正規表現を使う事ができます。正規表現を使う事により、より柔軟なマクロを書く事ができるようになります。 正規表現とは 正規表現とは文字列の集合をひとつの文字列で表現するものです。たとえばア... -
Tera Termマクロでincludeを使うときの注意点
TeraTermマクロのincludeコマンドをPHPのincludeと同じような感覚で使うと上手く動きません。 まずは次のマクロを見てください。 val = 123 messagebox val 'main.ttl' include 'sub.ttl' messagebox val 'main.ttl' call sub1 :sub1 messagebox val 'sub1... -
Tera Term 4.89でlistboxにパラメータが追加されました
2015年12月1日にTera Term 4.89がリリースされました。以下のリンクからダウンロードできます。 リリース Tera Term 4.89 今回の変更点は次の通りです。 変更 制御シーケンスのパラメータチェックを強化した。 DECRQSS 制御シーケンスで、DECSLRM, DECSCUS... -
Tera Termマクロでサブルーチンを使う方法
TeraTermマクロはラベルを付けることによってサブルーチンを定義できます。 サブルーチンを定義するためには、たとえば次のように書きます。 call sub1 end :sub1 messagebox "sub1" "sub1がcallされました" 先頭にコロン(:)を付けた文字列はラベルとして... -
Tera Termマクロ文字列処理についてのまとめ
TeraTermマクロでは文字列処理を頻繁に使います。そこで、Tera Termマクロによる文字列処理に焦点あてて解説します。 文字列の長さを調べる 文字列の長さは strlen で調べます。結果はシステム変数 result へ格納されます。 line = 'abc' strlen line 上記... -
Tera Termマクロで文字列が一致するか調べる方法
文字列の比較はTera Termマクロを書く上で基本的な機能のひとつです。 ある文字列同士が同じなのか?異なるのか、ある文字列が一定のパターンに一致するのか?しないのか、ある文字列に特定の文字列が含まれるのか?含まれないのか、そういった事を実現す... -
Tera Termマクロの正規表現で日本語を扱うとき
日本語はマルチバイトのため、正規表現を使う場合は文字コードに注意する必要があります。TeraTerm マクロコマンドは正規表現を扱うことができるstrmatch, strreplace, waitregexが対象となります。 エンコーディングの設定は regexoption を使います。 re... -
Tera Termマクロでscpによるファイル転送をする方法
scp(Secure Copy)は、昔Unixで使われていたrcp(Remote Copy)の代替で、ファイルを安全に送受信するためのプロトコルです。 Tera Termマクロでscpを使うことにより、簡単で安全にファイルの送受信を行うことができるようになります。 scpでファイルを送信す... -
TeraTermマクロ実行時にキーボード入力を抑制する方法
構築や試験中、TeraTermマクロを動かしながら別の作業をしていたら不意にTeraTermマクロのウィンドウがアクティブになり誤ってキー入力してしまったことはありませんか?ぼくは頻繁にありました。 基本的にマクロを動かしている時はじっとしているのが一番... -
CSVファイルを使ってTera Termマクロにパラメータを渡す方法
複数のサーバやネットワーク機器に連続して接続させたい場合に役に立つ方法をご紹介します。 タイトルの通りなのですが、CSVファイルを使います。1行に1つづつ接続情報を記載したCSVファイルを使います。ここを読んでいる方の目的はハッキリしていると思い... -
Tera Termマクロ実行時にユーザーがディレクトリを指定できるようにする方法
2015年2月28日に公開されたTeraTerm 4.86で追加されたTTLコマンドのひとつに、今回紹介する「dirnamebox」が追加されました。 どのような場面で利用するか ディレクトリ設定する場面といえば、ファイルを開くもしくは保存するためのディレクトリを指定する... -
Tera Termマクロの終了コードを設定する方法
TeraTermマクロファイルをダブルクリックして使用する場合は、何かエラーがあった場合にmessageboxでエラーを通知して終了させるとエラー原因が判って良いでしょう。しかし、バッチファイルで大量のTeraTermマクロを処理したり、タスクで自動実行させる場... -
Tera Termマクロをバッチファイルから実行する方法
Tera Termマクロを実行する方法は3つあります。 マクロファイルをダブルクリックして実行する。 Tera Termの[コントロール]-[マクロ]からマクロを実行する。 コマンドラインからttpmacro.exeを実行し、引数にマクロファイルを指定してマクロを実行する。 ...