C1 制御文字 ($80-$9F) を使用しない
Tera Term の漢字モード(受信)を EUC か JIS にして、 Teraminal ID を VT2XX または、 VT3XX にしている場合、
Shift-JIS の漢字を受信すると、ハングアップすることがあります。

これは、Shift-JIS コードの中に C1 制御文字 ($80-9F) が含まれているために、それらを制御文字として解釈してしまい、端末の状態がおかしくなるからです。

例えば、ホストによってはログイン時などに SJIS(Shift-JIS), EUC, JIS などの数種類の漢字コードを端末に送り、どのコードが正しく表示されてるかユーザーに入力させる、ということがあり、このような場合に問題が発生します。

もし、このような状態になった場合、[Control] Reset terminal で端末の状態をリセットしてください。

このような問題をさけるには、3つの方法があります。

1) 漢字モード(受信)を SJIS に設定する。

2) [Setup] Terminal で Terminal ID を VT1XX (例えば VT100) にする。

3) 設定ファイルの [Tera Term] セクションの Accept8BitCtrl 行を

Accept8BitCtrl=off

のように編集し、 C1 制御文字として送られてきた文字を無視するように設定する。

省略時:
Accept8bitCtrl=on