Tera Term 設定ファイル
起動時または、[Setup] Restore setupを実行したとき、設定ファイルの内容にしたがい Tera Term が初期化されます。
コマンドラインで設定ファイル名を指定することができます。コマンドラインでファイル名を指定しない場合、設定ファイル TERATERM.INI が読み込まれます。
この際、My Documents に TERATERM.INI が存在すればそのファイルが読み込まれます。そうでなければ ttermpro.exe と同じディレクトリに存在する TERATERM.INI が読み込まれます。
ファイル名の拡張子を省略した場合は、".INI"であるとみなされます。
現在の設定を設定ファイルに保存するには、[Setup] Save setupを実行してください。
Tera Term 設定ファイルの特別オプション
以下の設定をするには、ユーザーは Tera Term 設定ファイルを直接編集しなければなりません。
ターミナルエミュレーション
- バック・ラップ (back wrap)
- BEL 文字受信でビープ音を鳴らさない
- C1 制御文字($80-$9F)を使用しない
- JIS 漢字送出の時、正しくない "kanji-out" シーケンス ^[(H を使用可能にする
- 2バイト文字(漢字)の1バイト目と2バイト目の間に制御文字等が入った場合、1バイト目を無効にする
- 受信した文字をすべて表示するようにする
- ステータスラインを使用不可にする
- TEK GIN report のマウスコードの値を設定する
ウィンドウ
- 自動的な文字列コピーをしない
- ダブルクリックによる単語選択の区切り文字
- ポップアップメニューを使用不可にする
- "Show menu bar" コマンドを隠す
- 言語モードの選択を不可にする
- スクロールバッファーの最大行数
- 点滅しないカーソル
- 一度にスクロールする最大の行数を設定する
- マウスでウィンドウを選択したときの文字の選択を禁止する
- タイトルの形式
- 白色および黒色属性の文字の実際の色
- 文字(行)間にすきまをあける
- [Window] メニューを隠す
通信
- シリアルポート番号の最大値
- TCP/IP 回線切断の確認をしない
- Telnet のバイナリオプション
- Telnet のエコーオプション
- Telnet のログ
- Telnet 用ポート番号 / 非 telnet 接続用端末設定
ファイル転送
- 受信したファイルの名前を自動的に変更して上書きを避ける
- B-Plus 受信の自動起動
- B-Plus ですべての制御文字をエスケープする
- B-Plus のログ
- Kermit のログ
- Quick-VAN のログ
- Quick-VAN のウィンドウサイズ
- XMODEM のログ
- ZMODEM 受信の自動起動
- ZMODEM 送信の設定
- ZMODEM ですべての制御文字をエスケープする
- ZMODEM のログ
印刷
- エスケープシーケンスによる印刷の遅延
- エスケープシーケンスによる印刷で直接ポートに出力
- エスケープシーケンスによる印刷時の改ページを禁止する
- プリンタフォントの指定
- ページ余白の指定
- 印刷の倍率
その他
- 接続時のビープ音
- IME (日本語入力システム)に関する設定
- 起動時にマクロを実行