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現役エンジニアが解説|ネットワークエンジニアは誰でも簡単になれるのか?

もし、あなたが「ネットワークエンジニアになろうかな?」と考えているのであれば、あなたはとてもセンスがあると思います。

ネットワーク技術はITの基礎なので、ネットワークエンジニアを経験していると他の職業(サーバーエンジニアやプログラマーなど)に転向しても必ず役に立ちます。

サクっと3分くらいで読めるようにまとめましたので、ネットワークエンジニアに興味のある方は読んでみてください。

結論→ネットワークエンジニアは簡単になれる

いきなり結論を書くと、ネットワークエンジニアは誰でもなれます

ネットワークエンジニアに学歴や職歴は関係ないので「ネットワークエンジニアになりたい」という思いがあれば、誰もでなれます。ぼくも学歴はないし自慢できる職歴も皆無でしたがネットワークエンジニアになれました。

ネットワークエンジニアの仕事はだいたい3つのグループに分けることができます。

  1. 監視・保守など:初心者でも可能な仕事
  2. 設計・構築など:経験を積んだエンジニア向けの仕事
  3. 運用など:ネットワーク全般のスキルを持っているエンジニア向けの仕事

①の監視・保守はネットワークエンジニアとしてのスキルが低くても大丈夫です。求人に「未経験可」と書いてあるのはこの仕事です。もし、あなたが未経験でネットワークエンジニアに転職するのであれば、この仕事をする事になるでしょう。監視業務がどんな仕事なのか知りたい方は「ネットワークエンジニアの監視業務ってどんな仕事?」で解説しているので参考にしてみてください。

②の設計・構築は①の仕事をしながら資格を取得したり経験を積んだエンジニアが携わる仕事です。この時期はエンジニアが経験をたくさん積めるので一気にスキルアップします。収入が上がり始めるのも、この頃からでしょう。

③の運用は、一通りネットワークエンジニアとして経験してきたスキルの高い方が行き着く事が多いです。運用というと新米エンジニアの仕事だと思っている方が多いのですが、運用というのはネットワークを設計したり構築したりするだけでなく、トラブルシューティングもおこなうので高い技術力と経験が必要です。

ネットワークエンジニアは脱落者が多いのも事実

誰でもネットワークエンジニアになれると書きましたが、脱落者も多いんです。

というのも、ネットワークエンジニアの登竜門といわれるCCNAという資格試験は、初心者の方が独学で勉強するのは相当苦労するからです。ぼくも苦労しました。

CCNAがどんな問題なのか知りたい方は一度問題集を見てください。通称「黒本」と呼ばれるこの問題集が人気です(ぼくも使っていました)。

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ネットワークエンジニアとして働くには最低でもCCNAは取得しておく必要があるので、まずはこの壁を乗り越える事ができるか試されます。

中にはこのプレッシャーに耐えられずに辞める人もいます。CCNAを独学で合格するのは本当に大変なので、ぼくは新人の方にはオンラインスクールをおすすめしています。

いまぼくが一番おすすめしているのはウズウズカレッジ CCNAコースですね。ここはかなりおすすめです。

オンラインスクールのメリットは時間と場所を選ばない点です。都会でも地方でも同じように勉強できますし、仕事帰りや休日にスクールに通う必要もありません。

そして何より費用が格段に安い点です。ぼくの友人はスクールを卒業するのに50万円も支払ったそうですが、ウズウズカレッジ CCNAコースであれば税込33,000円という破格の安さです。

他のメリットは講師に質問できるという点です。ネットワーク技術は取っつきにくいので、独学だとどうしても理解するのに時間がかかります。でも教えてくれる人がいると、分からない点を質問できるので理解度が一気に上がり合格までの道のりが短くなります。

ぼくはCCNAの勉強で散々苦労したので、独学で勉強して何度も試験を受けるよりはオンラインスクールで一発合格を目指す事をおすすめします。

ネットワークエンジニアになって良かったこと

ぼくがネットワークエンジニアになって良かったと思ったのは収入の高さです。

ネットワークエンジニアとして経験を積んで高いスキルを身につけると必然的に年収は高くなります。

ぼくはネットワークエンジニアになる前は年収150万円でした。当時はブラック企業という言葉は無かったと思いますが、思い返せば完全なブラック企業でした。でもネットワークエンジニアに転職して、現在は年収1,200万円まで増えています。

ぼくの年収が1,000万円を超えたのはフリーランスに転向したからですが、フリーランスになる前でも年収450万円くらいだったので、ブラック企業時代に比べると年収は3倍に増えています。

最初の方にも書きましたが、ネットワークエンジニアに転職するにあたり学歴や職歴は関係ありません。ネットワークエンジニアの間口は広いので、やる気があれば誰でもチャレンジできます。

どうやってネットワークエンジニアになるのか?

ではネットワークエンジニアになるにはどうすれば良いのでしょうか?

転職前のぼくのようにIT業界とは無縁の仕事をしている方、フリーターの方、そういう方がネットワークエンジニアに転職する方法を解説します。

SES企業を活用する

「SES」というのはSystem Engineering Serviceの略で、簡単に言うと技術者を派遣する会社を指します(派遣会社ですね)。ネットワークエンジニアの求人で「未経験可」と記載されている会社の多くはSES企業のはずです。

まずはSES企業の面接を受けて、何としてでもネットワークエンジニアになりましょう。業界に潜り込む事ができれば勝ちです。

最初に経験するであろう監視業務は未経験者が多く集まっているでしょうから、自分だけスキルが低くて居心地が悪いという事はないはずです。

SES企業は正社員雇用する事が多いので、正社員を希望する方も安心できるのではないでしょうか。ただし、この時点では年収はあまり気にしない方が良いです。年収は経験を積んだ後に上がっていくので、最初はとにかくネットワークエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる事が重要です。

ネットワークエンジニアになる前にCCNAを取得した方が良い?

CCNAを持っていた方が有利ですが、前にも書いたように初心者の方がCCNAに合格するのは相当難しいです。

面接の際にCCNAの勉強をしているというのはアピールになるので、転職前から勉強はしておいた方が良いでしょう。ただし、独学の場合はおそらく挫折するので、やはりオンラインスクールを活用した方が良いと思います。

おすすめの本は?

いきなりCCNAの問題集や参考書を読むのではなく、ネットワークの基礎的な知識を身につける事をおすすめします。

ぼくが新人の方におすすめしているのは「とこトンやさしいIPルーティング」という本です。この本はネットワークのルーティングという技術を分かりやすく解説しています。

古い本なので中古で安く手に入ります。

まとめ

一番重要なのはネットワークエンジニアになるために動き始める事です。

ネットワークエンジニアとしての入り口に立たないと、その後のキャリアアップや年収アップはありません。

ですから、とにかく面接を受けてネットワークエンジニアとしてのキャリアをスタートさせましょう。入り口に立てば、あとはあなたの頑張り次第で年収1000万円も可能です。

学歴が低くても全然問題ないので、まずはネットワークエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる事に集中しましょう!

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