わたしはネットワーク構成図を作成する際、オブジェクトのサイズと位置をぴったりと合わせないと気が済まない質です。
Visioの設定
ルーラーとグリッドの設定
ルーラーやグリッドは表示倍率によって間隔が変わります。
ルーラーやグリッドの表示を変えるには[表示]メニューから矢印で示した箇所をクリックします。
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初期設定は以下の様になっています。
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ルーラーは「細かい」「標準」「粗い」から選択できます。
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グリッドは「細かい」「標準」「粗い」「固定」から選択できます。
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わたしは固定にすることが多く、以下のようにするとグリッドを1mmに設定できます。
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スナップ機能
スナップ機能は便利ですが、細かい操作をしたいときに邪魔になることもあります。そのため状況に応じて設定と解除をすると作業効率が上がります。
スナップ機能の設定・解除方法
スナップ機能を設定・解除するには[表示]メニューから[視覚補助]グループの矢印で示した箇所をクリックします。
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「スナップと密着」というウィンドウの赤枠で囲った箇所でスナップの設定・解除ができます。
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オブジェクトのサイズを手動で設定する
オブジェクトのサイズを手動で設定するためには[表示]メニューの[表示]グループから”作業ウィンドウ” ⇒ “図形サイズ/位置/回転”をクリックします。
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“図形サイズ/位置/回転”をクリックすると画面左下にこのようなウィンドウが現れます。
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この状態でオブジェクトを選択すると位置とサイズが表示されます。
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複数のオブジェクトのサイズを合わせたい場合は対象のオブジェクトを選択します。この状態で「幅」と「高さ」を入力すると選択されたオブジェクトのサイズを統一できます。
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以下のように「幅」を12mm、「高さ」を8mmに設定すると選択したオブジェクトのサイズが変更されます。
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オブジェクトの位置を手動で設定する
オブジェクトのサイズを設定したときと同じように[表示]メニューの[表示]グループから”作業ウィンドウ” ⇒ “図形サイズ/位置/回転”をクリックして設定ウィンドウを表示させておきます。
オブジェクトの位置は初期設定ではオブジェクトの中心位置を起点にX軸とY軸の座標で指定します。以下の例ですとX軸は49.7mm、Y軸は270.7333mmです。
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X軸とY軸の位置を手動で設定すると以下のようにオブジェクトの位置を移動させることができます。
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初期設定ではオブジェクトの位置は中心を起点にしていますが「右上」「左中央」「中心」「右中央」「左下」「中央下」「右下」に変更することもできます。
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まとめ
紹介した方法でオブジェクトのサイズを統一したり位置を手動設定できるようになると見栄えが大分変わるはずです。
線を引くときもスナップ機能を解除して位置を手動で設定すると綺麗に線が引けますから試してみてください。