WordPressで運営していてもっとも面倒なのがスパムコメント対策でした。
わたしのサイトでもスパムコメントが毎日1万件くらいありました。これを手動で消すのはとても手間がかかるので一括削除をしていたのですが非スパムコメントも消してしまう可能があります。
そこで色々と調べて対策をした結果、現在はスパムコメントがゼロになったので対策方法を解説します。
Akismetは導入が面倒くさい
スパムコメント対策といえばAkismetというプラグインの導入がもっとも有名ではないかと思います。
しかしAkismetは次の手順を踏む必要があります。
- WordPress.comに登録する
- APIキーを取得する
- 取得したAPIキーを有効にする
できるだけ楽をしたい身であるので、わたしはWordPress.comに登録したりAPIキーを取得したりするのがとても億劫です。
WordPressで既にアカウントを作成していてAPIキーの取得や有効化が面倒でなければAkismetの導入でも良いでしょう。
日本人だけ相手にしているのであれば「Throws SPAM Away」がおすすめ
そこでわたしが辿り着いたのが「Throws SPAM Away」です。
このプラグインはズバリ「日本語のコメントしか受け付けない」という潔い対策です。
後述しますが、IPアドレス制限やNGワードでの制限を加えることもできる高性能なプラグインです。
インストール方法と設定方法
Throws SPAM Awayをインストールする
WordPressのプラグイン新規追加から「Throws SPAM Away」を検索してインストール・有効化します。
インストールはこれで完了です。
Throws SPAM Awayの設定
基本的に初期設定のままでも問題ありません。わたしは初期設定で運用しています。
動作をカスタマイズしたい場合は設定をしましょう。
カスタマイズする場合はWordPress管理画面の左側に表示されているメニューから「Throws SPAM Away」をクリックします。
スパム対策機能 設定
日本語が含まれていないコメントをスパムとして処理する設定は赤枠の箇所です。必要であれば適宜設定を変えます。
URL文字列除外 設定
初期設定ではURLらしき文字列を3つまで許容しています。URLを含むコメントを一切許可しない場合は「しない」を選択すれば良いでしょう。
NGキーワード / 必須キーワード 制御設定
NGキーワードだけでなく、必須キーワードも設定できます。
トラックバックへの対応設定
初期設定ではトラックバックへ対応させているので、設定を解除したい場合はここで「しない」を選択すれば良いでしょう。
投稿IPアドレスによる制御設定
ブラックリストを利用してスパム対策する場合はここで設定します。
日本語コメントを必須としているが日本語でコメントできない友人からのコメントは受け付けたい、といった場合は赤枠の箇所にIPアドレスを設定しておきます。IPアドレスは範囲指定もできます。
スパムデータベース
スパムコメントをデータベースに保存したり、一定時間内に指定回数スパムとなった送信者を一定時間の間強制的にスパム扱いにします。
しつこくスパム回避の方法を調査してくるような相手がいる場合は、ここで設定すると良いでしょう。
まとめ
WordPressで運用している方は皆さんスパムコメントに悩まされていることだと思います。
有用なコメントがスパムコメントに埋もれてしまったり誤って削除してしまうことがないようにスパム対策はしっかりと行いましょう。
わたしがスパム対策に利用している「Throws SPAM Away」のご紹介でした。